ビタミンの必要量は個人差が大きい。メガビタミンのすすめ!

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このページを読むとわかること

・ビタミン剤の効果を実感できないのは量が足りないから

・水溶性ビタミンに関しては必要量の個人差が100倍ほどある

・本当に大量摂取して大丈夫なのか?

皆さん、ビタミン剤を摂ってますか?

そのビタミン剤で本当に効果を実感できていますか?

 

効果を実感できない、狙った効果が現れない。そんな場合は摂取量がそもそも足りないかもしれません!

 

実はビタミンの必要量は100倍近く個人差があるという考え方があるんです!

 

この考え方をパーフェクトコーディング理論とかビタミンカスケード理論などと言い、この考え方に従って大量のビタミンを摂取する方法をメガビタミンといいます。

 パーフェクトコーディング理論とは

ここでいうコーディングとは

DNA→転写→RNA→翻訳→酵素タンパク→代謝産物

という流れです。

 

代謝により、なにか目的の物質を作るには、まずDNAから酵素の設計図を手に入れることになっています。しかし、DNAには重要な機密情報が書かれているので直接読み取ることはできず、一旦別のノートに書き写してから(転写)してから情報を読み取るようになっています。

 

そして、このRNAがDNAから写してきた設計図により、酵素が作らます。最後にこの酵素がビタミンなどの補酵素と出会って結合することができれば、「代謝」が行われ、目的の物質を作ることができるのです。

 

しかし、酵素と補酵素が出会えば確実に結合できるというわけではないんです。

これは「黒ひげ危機一髪」によく似ています。

普通の黒ひげ危機一髪では黒ひげさんを飛び出させた人が負けですが、ここでは黒ひげを飛び出させた人が勝ちで、それは酵素と補酵素が結合したことに例えられます。

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ここではあなたの持っている剣がビタミンです。

もし、あなたが剣を1本しか持っていなかったら黒ひげさんを飛び出させる確率は低いですよね?でも、100本持ってたら?そうとう大掛かりな特大「黒ひげ危機一髪」でない限り勝ちは確定でしょう。

 

すなわち、答えは単純で剣(=ビタミン)を大量に用意してやればいいんです。

 

この黒ひげさんを飛び出させる力を「確率的親和力」と言い、この剣をたくさん持っている人を「確率的親和力が高い人」などと表現します。

ビタミンカスケードとは

カスケードとは段々滝のことです。

上からビタミンという名の水が流れ落ちてきます。まず、最初の滝つぼに入ったビタミンは風邪の予防に使われます。

 

1番目の滝つぼから溢れた余剰ビタミンは2番目の滝つぼに入ります。この滝つぼに入ったビタミンはコラーゲンの生成に働くとしましょう。さらに2番目の滝つぼから溢れたビタミンは3番目の滝つぼに入り、ここでは抗ストレスホルモンの生成に使われるとしましょう。

 

さて、この滝つぼは何段あるでしょうか?

言い換えると、人間が体内でビタミンを使う化学反応は何種類あるか?ということです。

 

実は3000種類ほどあると言われています。滝つぼが3000段もあるんですね!

 

さらに厄介なのが、この滝つぼの順番は人によって個人差があるということです。

 

Aさんはコラーゲンの滝つぼが一番上にあるとしましょう。しかし、風邪の予防の滝つぼが一番下です。反対にBさんは風邪予防の滝つぼが一番上にあって、コラーゲン生成の滝つぼが一番下かもしれません。

 

AさんとBさんが同じ量のビタミンを摂ったらどうなるでしょうか。Aさんは肌が綺麗な状態が保たれるのに対し、Bさんはそうでもない。しかし、Aさんは風邪をひきやすく、Bさんは体が丈夫。このようなことがコラーゲンと風邪の話以外にもたくさん起こっています。

 

この例からわかるようにとにかく一番下の滝つぼまでビタミンを流してやることが大切です。

よって、パーフェクトコーディング理論と同様に大量のビタミン摂取(メガビタミン)が重要になります。

なぜメガビタミンの考え方が生まれたのか

メガビタミンの考え方を提唱したのは「三石巌」という物理学者です。

この先生は1961年に白内障を発症しておられます。白内障はビタミンCの不足によって起こるとされています。そこで三石先生は考えたわけです。

「なぜ毎日同じものを食べているのに妻は白内障にならなかったのか。それは私がビタミンCを人より多く必要とする体質だからに違いない。」

そこから大量のビタミンCの摂取を続け、この先生は自力で白内障を完治させたというんだから驚きです!

参考:16 私が白内障になった理由|三石巌の【ヒトフード】 株式会社メグビー

本当に大量摂取して大丈夫なの?

ここまで話してきた内容は水溶性ビタミンに関してです。水溶性ビタミンは余っても尿として排出されるので問題ないです。

 

しかし、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D、E、K)に関してはこの限りではないと思っておいた方がいいでしょう。

 

また、水溶性ビタミンを摂りすぎると尿として排出されるということは、体内の水を外に出す働きがあるとうことです。体が浮腫んでいるときはこのことを少し思い出してみるとよいでしょう。

 

風邪やインフルエンザの季節です。ビタミンCを摂っているから安心だと思っていませんか?もしかしたらあなたの風邪予防の滝つぼはかなり下にあるかもしれませんよ?メガビタミンで健康的な生活を続けましょう!

 

※ビタミンCは一度に大量に飲むと下痢します。一回1000㎎(1g)を数時間おきにこまめによるのがおすすめです。

C1000という種類のビタミンCは1錠で1000㎎というわかりやすい容量なのでお手軽でオススメです。

ビタミンCの効果的な摂取方法はこちら

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また、脂溶性ビタミンCが「ビタミンCパルミテート」などという名前で売られています。

これは脂溶性なので体の中でゆっくり作用する特性を持っています。これならば数時間おきにこまめにとる必要なないでしょう。しかし、半分以上がパルミチン酸アスコルビルという物質なのでこの商品の場合1000㎎摂ろうとすると5錠飲まなくてななりません。生活リズムや飲み易さを考えて選びましょう。

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