・LeanFireの口コミ、レビューが異常に良いので調べてみた
・成分的には他のサプリと変わらない(目新しい点はない)
・オリジナル成分のVerilean次第
・カフェインが多いのでLeanFire PMとの併用がオススメ
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はじめに
今回はiHerbの口コミが異常に良いので気になっていたForce Factorから発売されているLeanFireというダイエットサプリを深堀りしてみたいと思います。
ダイエットサプリって脂肪燃焼やエネルギー化をす成分が入っていますが、当然ながらそれだけで痩せるっていう代物ではないんですよね。
体脂肪を減らすには(摂取カロリー)<(消費カロリー)が絶対ルールであって、それなくして体脂肪が減ることはありえません。
(ここで重要なのは体脂肪が減るのと体重が減るのは意味が異なるという点です。(摂取カロリー)<(消費カロリー)の状態をマイナスカロリーといったりしますが、マイナスカロリーの状態でなくとも体重が落ちることはあります。極端な例が筋肉粒々の人が筋トレをさぼって筋肉が落ちた場合などです。)
話を戻しましょう。
ってなわけなので、リテラシーの低い人は「これを飲めば痩せるんだ」と勘違いしてダイエットサプリに金をつぎ込み破産していきます。
そして、口コミに痩せなかった!とマイナス評価を書いていきます。
だから、ダイエット系サプリの口コミとかレビュー欄ってマイナスに偏ってることが多いんですよね。
でも、このLeanFireはなぜかレビューが良いんです。
果たしてこれはサクラなのか?リテラシーの高い人だけが買っている優良サプリなのか、個人的に気になったので深掘りしてみました。
LeanFireの成分を深堀り
まずは成分を深掘りしてみましょう。
商品ページの成分票はこのようになっており、含有成分はわかりますが、、それぞれがどれくらい入っているかは公表されていないようですね。

各成分の解説に移る前に、体脂肪が燃える大まかなメカニズムを押さえておきましょう。
体脂肪が減るのは
- 体脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解
- 脂肪酸とグリセリンがミトコンドリアに運ばれる
- ミトコンドリア内で燃焼
といったプロセスを踏みます。
各成分がこれらのどのプロセスで働くかということに着目すると良いでしょう。

体脂肪を減らすには分解→ミトコンドリアへの運搬→代謝の過程が必要です。
体脂肪をゴミに例えると
分別して(分解)→ゴミ収集車で焼却炉まで運搬して(運搬)→燃やす(代謝)という一連のサイクルが重要です。それぞれの過程でCLA、カルニチン、EGCGが有効です。(続く)#ダイエット pic.twitter.com/PjbzjLYD1C— サプリ辞典 (@supps_jiten) April 24, 2020
体脂肪を減らすには
①体脂肪を脂肪酸とグリセリンに分解
②脂肪酸をミトコンドリアに運搬
③燃焼というプロセスが必要ですが、②の過程で脂肪酸の運搬トラックの役割をするのがカルニチンです。
しかし、この反応ではタウリンも必要。… pic.twitter.com/ixyEGE1Y0w— サプリ辞典 (@supps_jiten) June 30, 2024
ちなみに、かなり前に紹介したLeanModeというサプリはこれらがバランスよく入った良いサプリだと思います。
L-テアニン
テアニンは先ほど紹介した体脂肪の分解、運搬、燃焼に直接かかわるわけではありません。
しかし、以下のような作用から体脂肪減少に役立つと考えられます。
ストレス軽減による食欲抑制
テアニンは脳内のGABAやドーパミンの分泌を調整し、リラックス効果をもたらします。
これにより、「ストレスによる過食(キレ食い)」を防ぐことができるため、脂肪の蓄積を防ぐ間接的な効果が期待されます。
睡眠の質向上 → 代謝改善
テアニンは睡眠の質を高める作用があり、深く休めることで成長ホルモンの分泌が促進されます。
成長ホルモンは脂肪の分解(リポリシス)を助けるため、睡眠の質向上 → 脂肪代謝促進という流れが見込めます。
交感神経の過剰な活性を抑える
慢性的なストレスや睡眠不足で交感神経が優位になると、インスリン抵抗性が悪化し、内臓脂肪が増えやすくなります。
テアニンは副交感神経を優位にするため、ホルモンバランスを整え、脂肪蓄積のリスクを減らす効果が間接的にあると考えられています。
このページを読むとわかること・ダイエットではインスリン感受性が重要・インスリン感受性が働かないとインスリンの過剰分泌で太る・筋肉を付ければ太り辛い・インスリン感受性を高める方法を紹介インス[…]
カフェインとの相乗効果
テアニンは緑茶に多く含まれており、緑茶にはカフェインも含まれます。
後述しますがカフェインにはエネルギーレベル(覚醒レベル)を上げ体脂肪の燃焼を助ける働きがありますが、過度な興奮状態に陥りやすいのも事実(カフェイン酔いってやつ?)
しかし、テアニンとカフェインを併用することでテアニンがカフェインの興奮作用を和らげ、適度な覚醒状態と代謝促進が両立しやすくなります。
緑茶でテアニンとカフェインの両方を一緒に摂るのは理にかなっているんですね。
このLeanFireにもテアニンとカフェインが両方含まれています。
Verileanグリーンコーヒー
LeanFireにはVerileanという成分が含まれているようです。
これはが付いていることからもわかりますが、Force Factorの登録商標。完全オリジナル成分です。
実際にVerileanがどんな成分をどんな割合で含んでいるのか?という情報については見つかりませんでした(企業秘密)が、どうやらグリーンコーヒー豆エキスをメインに使った成分のようです。
これは脂肪の燃焼に寄与し、一時期話題になった成分「コーヒークロロゲン酸」が多く含まれています。
しかし、焙煎前の豆であるためカフェインはほとんど含まれていません。
無水カフェイン
これちょっと気になった点です。
カフェインが1錠に150mgも含まれています。これはかなり多い。
カフェイン摂取量の上限が1日400mgと言われていますからそれの1/3以上を含むとなると結構多いことがわかるでしょう。
カフェイン耐性には個人差が大きいですが、LeanFireを飲む日は緑茶やコーヒー、紅茶は気持ち控えめにしたほうが良いかもしれません。
また、運動前にプレワークアウトを飲む人もいるでしょう。
プレワークアウトにも覚醒目的で十中八九カフェインが入っています。ダイエット系サプリとプレワークアウトの併用は慎重に。
カイエンペッパー
これも脂肪の燃焼に働きます。詳しく紹介しましょう。
熱産生(サーモジェネシス)促進
カプサイシンを摂取すると、交感神経が刺激されて、体温がわずかに上昇します。
この現象をサーモジェネシスと呼び、エネルギー消費(カロリー消費)が増加します。
結果として、安静時代謝が一時的に上昇するため、脂肪が燃えやすくなります。
脂肪の分解(リポリシス)を刺激
カプサイシンは、体内のノルアドレナリン分泌を促進することで、脂肪細胞内の脂肪を分解する働きがあります。
分解された脂肪酸は、ミトコンドリアに運ばれてエネルギーとして消費されます。
脂肪細胞の増加抑制(アディポサイト制御)
一部の研究では、カプサイシンが脂肪細胞の分化(増殖)を抑える可能性があると報告されています。
長期的には脂肪の蓄積を予防する方向に働くと考えられています。
ガルシニア
ガルシニアの有効成分はHCA(ヒドロキシクエン酸)です。
体脂肪の合成を起こさせないためには、クエン酸をアセチルCoAに戻してしまうATPクエン酸リアーゼを阻害することがポイントとなります。
このATPクエン酸リアーゼを阻害してくれるのが、ヒドロキシクエン酸(HCA)なのです。
10名の男性を対象にした研究では、HCA(ヒドロキシクエン酸)を一日1,500mg摂取することによって脂肪の合成が低下し、エネルギー消費量が増えています。
また、合成されなかった脂肪は、エネルギーとして使われやすくなったようです。
他にもHCAが食欲抑制に効果があるのではないか?と示唆する研究があります。
L-カルニチン
カルニチンは脂肪酸とグリセリンに分解された脂肪をミトコンドリアに運ぶ働きがあります。
分解と燃焼は運動によって誘発できるのですが、いくら分解、燃焼してもミトコンドリアというゴミ処理施設に運べないと意味がありません。
家庭内でゴミの分別してゴミ処理施設の炎がいくら燃え上がろうともゴミ収集車が運んでくれないとゴミが減らないとの一緒です。
カルニチンはゴミ収集車の役割をします。
また、Xの投稿を引用しましたが、しかし、この反応ではタウリンも必要です。
ミトコンドリア運搬のトラックはカルニチンですが、その道路はタウリンで出来ているイメージですね。
緑茶エキス
緑茶エキスにも体脂肪を燃焼する働きがあります。
これはこちらで紹介しました。
最近CMでも茶カテキンか取り上げられることが多くなってきましたね。「健康成分茶カテキン」というのは皆さん耳にしたことがあると思います。 しかし、一言に茶カテキンといっても8種類もあるんです。その中で[…]
茶カテキンの中で最も作用が強いのはEGCgなのですが、LeanFireが何の茶カテキンを使っているかはわかりませんでした。
しかし、コストもそこまで高くなく、ほかのダイエット系サプリはEGCgを使っているので、LeanFireも多分に漏れずEGCgを使用しているものと推測します。
LeanFireを飲むタイミングは?
こちらの記事で紹介しましたが、サプリメントの飲むタイミングで悩んだらまずボトルや商品ページに書かれていないか確認することが第一です。
幸いLeanFireには書いてありました。
1日2回(=1日2錠)、最も大きな2回の食事の30~60分前に1ずつカプセルを服用する。
だそうです。
しかし、1日2錠となるとカフェインは300mgですね。さすがにこれはやりすぎな気がします。。。
あと、カフェインが多いので夕食後は飲めないですね。。。寝れなくなってしまいます。
1日1錠、朝食もしくは昼食前が良いのではないでしょうか。

ちなみに、起床後90分以内にカフェインを摂ると覚醒の邪魔になるので、朝とるなら起きてから90分は開けてくださいね。
カフェインにはコルチゾールの分泌を抑制する作用がありますが、起床直後に摂取すると、コルチゾールの働きが抑制されて覚醒効果が失われる可能性があります。
カフェイン摂取は最低でも起床後90分空けてから。— サプリ辞典 (@supps_jiten) April 2, 2025
LeanFire PMがオススメか?
実は同じForce FactorからLeanFire PMというサプリメントも販売されています。
睡眠の質を上げつつ、寝ている間の脂肪燃焼を促そうという狙いのサプリメントみたいです。
睡眠は
- 食欲コントロール(レプチンの分泌)
- インスリン感受性をキープ
- 成長ホルモンの分泌→脂肪分解の促進
- コルチゾールのレベルのコントロール
- 意思、判断レベルの維持
といった点で重要です。
また、運動時は糖質代謝が主なのでカロリー消費にはなりますが、体脂肪が直接減っているわけではない、しかし睡眠時は安静時代謝となるため体脂肪が優先的に使われているという研究結果があります。
運動で息が上がっているときに体脂肪が燃えていると思いがちですが、実際に燃えているのは睡眠時などの安静時なんですね。
LeanFire PMは当然カフェインやカイエンのような刺激物は入っていませんし、逆に5-HTPやトリプトファン、メラトニンなどが入っています。
ダイエットサプリとして意識するよりは毎日の睡眠をサポートする睡眠サプリとして使ってみても良いかもしれませんね。
LeanFireは朝か昼にして、夜はLeanFire PMという使い分けもできるでしょう。
まとめ
今回はLeanFireの成分を深堀りしてみました。
正直な感想としては目新しい成分や配合ではないのでどこにでもあるダイエットサプリと変わらないな、というのが第一印象です。
ってなわけなので、レビューが異常に良いのは普段から頑張っている人がたまたまこれを選んだから、というのが大きいんじゃないでしょうか。
「このサプリのおかげで痩せた!」と言いたくなる気持ちはわかりますが、
「それはサプリのおかげちゃうで。あんたが頑張ったからやで。ようやっとる。」
と言いたいですな。
(意識高い人がこれを飲んでレビューを書いて、意識高い人が引き寄せられて成功していると推測)
あとはオリジナル成分であるVeriLeanがどこまでポテンシャルを秘めているかですね。
カフェインとテアニンを同時配合することでカフェインの副作用を打ち消そうとする意図が感じられたのはよかったです。(とはいえ、カフェイン多すぎ。。。)
提案したようにLeanFireとLeanFire PMの併用が良いかもしれません。
刺激物がないダイエットサプリとしては前に紹介したLeanModeも優秀ですよ。
カフェインが体脂肪減少に効果的なのは事実なので、カフェインやカプサイシンみたいな刺激物が入ってないダイエットサプリってなかなかレアなんですよね。