・Two Per Dayなら、主要なビタミンとミネラルを1日2カプセルにまとめられる
・葉酸には5-MTHF、ビタミンB12にはメチルコバラミンが採用されている
・亜鉛は25mg、セレンとクロムは各200μg配合され、形態にも工夫がある
・Two Per Dayに含まれる栄養素が、どのような臨床研究で検討されてきたか

今回は私がよくお勧めするLife Extensionのツーパーデイ(Two Per Day)というマルチビタミンについて紹介します。
Life ExtensionのTwo Per Dayは、ビタミンとミネラルを単に数多く入れただけのマルチビタミンではありません。
1日分を2カプセルにまとめながら、葉酸、ビタミンB12、亜鉛、セレン、クロムなどの形態まで選んでいる点が、この商品の大きな魅力です。
現行の公式ラベルでは、2カプセルあたりビタミンC 470mg、ビタミンD3 50μg、ビタミンE 67mg、ビタミンB6 75mg、葉酸680μg DFE、ビタミンB12 300μg、亜鉛25mg、セレン200μg、クロム200μgが配合されています。メーカーは、2カプセルを食事とともに分けて摂るよう案内しています。
複数の単体サプリメントを一つずつそろえるのではなく、毎日のベースを2カプセルに集約したい人にとって、検討しやすい処方です。
1日2カプセルで、主要な栄養素をまとめて補える
Two Per Dayのわかりやすい強みは、1日2カプセルで主要なビタミンとミネラルをまとめて摂れることです。
ビタミンCやD3、Eに加え、B1、B2、ナイアシン、B6、葉酸、B12、ビオチン、パントテン酸までそろっています。
ミネラルもヨウ素、マグネシウム、亜鉛、セレン、マンガン、クロム、モリブデンを含みます。さらに、ルテイン、ゼアキサンチン、リコピンなども加えられています。
これらを2カプセルにまとめた処方は公式ラベルで確認できます。
朝と夜などに分ければ、複数のボトルから毎回取り出す手間を減らしながら、日々の栄養管理を続けやすくなります。
サプリメントは、成分表が立派でも続かなければ活かせません。種類を増やしすぎず、毎日の習慣へ組み込みやすいことは、Two Per Dayを選ぶ理由です。

葉酸は5-MTHF、ビタミンB12はメチルコバラミン
Two Per Dayの葉酸には、L-5-メチルテトラヒドロ葉酸カルシウム塩(5-MTHF)が使われています。5-MTHFは、体内で葉酸が利用される際の主要な形態です。
健康な女性144人を対象にした24週間の無作為化比較試験では、1日416μgの5-MTHFを摂った群で、400μgの葉酸を摂った群より赤血球中葉酸濃度が大きく増加しました。
これは5-MTHFが葉酸状態を高める有効な選択肢であることを示した研究です。
別の無作為化比較試験でも、5-MTHFは授乳期の女性の赤血球中葉酸濃度を維持するうえで、葉酸と同等以上の結果を示しました。
ビタミンB12にはメチルコバラミンが採用されています。
メチルコバラミンは人体の代謝で補酵素として働くB12の形態の一つで、B12は赤血球の形成、DNA合成、中枢神経系の機能に欠かせません。
葉酸とB12について、原料名を明確にし、体内で利用される形態を採用している点は、含有量だけでなく形態まで見てマルチビタミンを選びたい人にとって魅力です。
葉酸・B6・B12を一緒に摂れることにも意味がある
葉酸、ビタミンB6、B12は、それぞれ別々に働くだけでなく、ホモシステインの代謝にも関わります。
Two Per Dayでは、この3成分を一つの処方で摂ることができます。
中国の高血圧成人2万702人を対象にしたCSPPT試験では、エナラプリル10mgに葉酸800μgを加えた群で、エナラプリルだけの群より初回脳卒中が相対的に21%少ない結果となりました。
これらはTwo Per Dayそのものを試した研究ではありませんが、葉酸、B6、B12を組み合わせて摂る意義を考えるうえで参考になります。
Two Per Dayは、これらのB群を1日分の中へまとめていることが強みです。
亜鉛25mgを、クエン酸亜鉛とL-OptiZincから配合
Two Per Dayには、元素量として25mgの亜鉛が含まれています。
原料にはクエン酸亜鉛と、亜鉛をメチオニンと結合させたL-OptiZincの2種類が使われています。
亜鉛は数百種類の酵素反応に必要で、タンパク質とDNAの合成、免疫機能、創傷治癒、細胞分裂など幅広い働きに関わる必須ミネラルです。
健康な成人15人を対象にした無作為化クロスオーバー試験では、空腹時に摂取したクエン酸亜鉛の吸収率は61.3%で、グルコン酸亜鉛と同程度、酸化亜鉛より高い結果でした。
この研究はクエン酸亜鉛という形態を評価したもので、Two Per Dayにも同じ形態が採用されています。
一つの形態だけに偏らず、クエン酸亜鉛とL-OptiZincを組み合わせて25mgを配合している点は、Two Per Dayらしい処方です。
セレン200μgを3つの形態から摂れる
Two Per Dayには、亜セレン酸ナトリウム、SelenoExcellセレン酵母、Se-メチルL-セレノシステインという3つの形態から、合計200μgのセレンが配合されています。
セレンは、グルタチオンペルオキシダーゼなどのセレノタンパク質を構成する栄養素です。DNA合成、甲状腺ホルモンの代謝、酸化による損傷から体を守る仕組みなどに関わります。
食品中のセレン量は土壌の影響を受けやすく、食材や産地によって差が出ます。
Two Per Dayなら、セレンまで毎日の処方へ組み込めるうえ、無機セレン、セレン酵母、Se-メチルL-セレノシステインという異なる原料から摂れることが特徴です。
クロム200μgまで一つの処方に含まれている
Two Per Dayには、Crominex 3+という複合原料から三価クロムが200μg配合されています。クロムは糖代謝との関係が長く研究されてきた微量元素です。
2型糖尿病患者を対象にした28件の臨床試験をまとめたメタ解析では、クロムを補充した群で空腹時血糖、HbA1c、インスリン、インスリン抵抗性の指標が低下しました。
別の25件の無作為化比較試験のメタ解析でも、クロム補充による血糖管理指標の改善が示され、特に1日200μgを超える試験で効果が大きい傾向が報告されています。
これらはさまざまなクロム製剤を用いた研究であり、医薬品による治療の代わりになるという意味ではありません。
それでも、糖代謝との関係が臨床研究で検討されてきたクロムを200μg含むことは、Two Per Dayの処方を特徴づける要素の一つです。
Two Per Dayが向いている人
Two Per Dayは、次のような人に選びやすいマルチビタミンです。
- 複数の単体サプリメントを管理する手間を減らしたい人
- 含有量だけでなく、葉酸やB12、ミネラルの形態も見て選びたい人
- ビタミンだけでなく、亜鉛、セレン、クロムなどの微量ミネラルもまとめて補いたい人
- 1日分を朝と夜などに分けて続けたい人
Two Per Dayの価値は、特定の一成分だけが突出していることではありません。
ビタミンC、D3、E、B群に加え、形態を選んだ亜鉛、セレン、クロムまで、1日2カプセルへまとめていることにあります。
成分数、配合量、原料形態、続けやすさを一緒に見ると、マルチビタミンの候補として検討しやすい理由がわかります。単体サプリメントを何本も組み合わせる前に、毎日のベースを一つにまとめたい人が最初に検討しやすい商品です。
