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・入っている成分が同じ限りサプリの栄養も食材からの栄養も同じもの
・同じ成分(栄養素)である限りサプリの栄養が危険だということはない
・しかし、サプリの場合食材からではあり得ない量の栄養素の摂取が可能→量には注意
・食材から栄養を摂るメリットは栄養素の相互バランス
サプリの栄養は危険?
以前、私のもとにこのような質問が寄せられました。
ネットで調べると「サプリで栄養を摂るのは危険」という説があり、このままサプリで栄養を摂っていていいのか心配です。
ユウさんはどのようにお考えですか?
確かに、ネットでこのような言説は良く見られますし、多くの人は「サプリに頼りすぎるのは良くない。サプリはあくまで”補助”だから自然の食材から栄養を摂るのが好ましい」と言います。
どのような根拠でこのようなことを言っているのかわかりませんが、この考えは半分正解で半分間違いです。
※ここから先は「サプリメント」の反対語として一般的な食事(固形物中心)のことを「リアルフード(real food)」と呼ぶことにします。
同じ成分ならサプリだろうが食事だろうが同じ
同じ成分である限りはサプリから摂ろうが食事で摂ろうが結果は同じです。
同じ成分でというのは同じ分子構造ということです。
分子栄養学を提唱した三石巌先生は著者『ビタミンC健康法』の中でこのように言っています。
冬の寒い日、窓ガラスがすごく冷えている。
そこに息を吹きかけると微細な水玉がついて曇る。この水は人間の体から出てきた天然のものである。
もしここでガスストーブを炊いたとする。その時も窓ガラスは曇るだろう。
この水はガスに含まれていた水素と空気中の酸素からできたものだ。この二つの水の違いがどこにあるのだろうか。
最後は反語ですから「どこに違いがあるだろうか、あるわけねえだろ」という意味ですね。
つまり、水の分子式がH2Oである限り、息を吹きかけてできた水とストーブでできた水も同じ水だということです。両方ガラスについたものは同じH2Oなのですから。
これに異議を唱える方はいないと思います。
もし、ストーブで発生した水が人工の水だ!という人がいれば、その人は「人工の水」なるものの分子式を併せて提唱しなくてはなりません。
そして、H2O以外の式が提唱された時、すでにそれは水ではなく何か別の物質なのです。「水らしき何か」なのです。
なぜサプリの栄養になると人工とかいう発想に至るのか私には理解できません。
確かに、アミノ酸では人工的に合成した場合、天然では存在しないような物質ができる場合があります。
例えば、グルタミン酸。
これは昆布の旨味成分として有名ですが、科学的に合成した場合はLグルタミン酸とDグルタミン酸の2種類が発生します。とはいえ、Dグルタミン酸が自然界に存在しないかと言うとそうでもありません、
これらは分子配列がちょうど左右逆になっているもので、Lグルタミン酸とDグルタミン酸はまったく別物です。だから、わざわざアルファベットを用いて区別していますし、Lグルタミン酸は旨味成分で美味しいですが、Dグルタミン酸は美味しくありません。
これは左右逆の関係が鏡に写した時のように見えることから「鏡像異性体」と呼ばれます。
同じグルタミン酸でも、異なる物質がある場合はアルファベットなどを用いて区別することになっているのです。
「別の物だ!人工物だ!危険!」と不安を煽るのであればこのように異なった分子構造を示して欲しいところですが、この期待に応えてくれた人はいまだにいません。
では、ビタミンCはどうでしょう?
実を言うとビタミンCにも鏡像異性体が存在し、Lアスコルビン酸とDアスコルビン酸があります。体内で作用するのは前者。
つまり、Lアスコルビン酸と名乗っている限り野菜や果物に含まれるビタミンCもサプリのビタミンCも同じものなのです。
これまで見てきたように、人間の体内で作用するのはLを付けて区別することになっています。
サプリで売られているのもだいたいLが付いているはずです。
※異性体がそもそも発生しない物質にはアルファベットは付きません)
※また、ビタミンEの場合はDトコフェロールが天然モノです。
繰り返しますが、サプリの栄養とリアルフードの栄養、名前と分子構造が同じ限り同じものです。
分子構造が同じであれば体はリアルフードであろうが、サプリであろうが見分けがつきません。
体内に栄養が入ってきた時「これはサプリからの栄養だから吸収しないでおこう」などとは身体は判断しないしできないのです。
これは我々が目の前に一滴ある水を見て、息を吹きかけて出来た水なのか、ストーブから発生した水なのか見分けがつかないのと同じです。
なのに、サプリの栄養が悪いと言っている人は勉強不足と言わざるを得ません。
なんらかの事情でサプリを売りたくない人がいるのも事実です。
「サプリの栄養は危険!偽物!」と言われたら
サプリの栄養は人工物!危険!と言われたら、ではその分子配列を図示して、他のものとどう違うのか説明してください。とお願いしましょう。
大抵の人はしっぽを振って逃げていきます。
例えばビタミンCの場合、「サプリのビタミンCは人工物!危険!」と言われたらこう返しましょう。
ビタミンCの分子式はC6H8O6であり、分子構造は以下です。
サプリのビタミンCは危険。ということはここに示した分子構造とは異なるものなんですよね?その分子構造を教えていただけますでしょうか?
ここで相手がDアスコルビン酸の分子構造を提示して来たら、「我々はLアスコルビン酸をビタミンCを呼んで区別することになっています。Dアスコルビン酸は別物です。」と答えれば良いです。
もし万が一相手が「分子構造は提示できない。」と言った場合は、ひろゆき氏なみの煽り口調でこう言ってやればいいです。
本当は人工のビタミンCなんて無いんですよね?適当な事いってるだけですよね?
嘘つくの辞めてもらっていいっすか?
※Dアスコルビン酸は決して人工の物ではありません。
ビタミンの分子構造はwikipediaで調べればいくらでも出てきます。
サプリが危険と言われるのは含有量のため
とはいえ栄養素では同じだとしても、含有量から危険と言われる場合があります。これは確かにあり得る話です。
例えば、ビタミンE。
ビタミンEには血液凝固を妨げる働きもあるため摂りすぎると出血した際に血が止まらなくなる場合があります。
これは1日に1,200IUを超えてくるとリスクが高まるようです。
E400のサプリメントならたった4錠でクリアしてしまう量です。
しかし、これをリアルフードで摂ろうとしたらどうでしょう?
以下に示すような食品を摂らなくてはなりません。
これはとても無理ですよね。
でも、サプリなら一瞬です。たった4錠飲めばよいので。
サプリを飲むにあたってはリアルフードからでは考えられないような量をすぐに摂ることができます。
そう言った意味でサプリの使用は注意が必要。というのは理解できます。
リアルフードから栄養を摂るメリット
ここまで名前が同じ(つまり、分子構造が同じ)どあればリアルフードもサプリも変わらないといったことをお話ししてきました。
しかし、場合によっては確かに同じ容量でもサプリで摂った場合のほうが吸収率が低い時があります。
それはどういう時かと言うとリアルフードに含まれている主となる栄養以外が相互作用によって吸収率を高めた場合です。
例えば、ビタミンCはフラボノイドと一緒に摂ることで吸収率が高まることが分かっています。
なので、ビタミンCをサプリで摂るよりもフラボノイドが入った野菜や果物から摂る方が吸収率が良いのです。
ビタミンCのサプリにもフラボノイド配合のものがあります。このようなものを摂取すると吸収率が高まります。
NowのビタミンCにはローズヒップと呼ばれるバイオフラボノイドが含まれています。
このようにビタミンCという栄養素単体だけを見てしまうと、そのほかの栄養素の相互作用を見失い、結果として望ましくない方向に向かう場合があります。
これを栄養主義(ニュートリショニズム)と言い、このような考え方に陥らないように注意が必要です。
こんにちは、パーソナルトレーナーユウ(Twitter:@supps-jiten)と申します。 簡単に自己紹介しますと、…
サプリが売れると困る人?
先ほども書きましたが、サプリが売れると困る人がいるもの事実です。
例えば、お医者さんとか。
医療従事者からしたら「客」である患者が減るのは望ましくないことでしょう。こういう人が「サプリの栄養は偽物」とか言い出します。
しかし、サプリメントを通して人々の健康意識が上がれば患者が減ります。これは国の医療費(社会保障費)を下げます。
ただでさえ高齢者が増えて医療費が国の支出を逼迫している状況です。
にもかかわらず、サプリメントを毛嫌いして「売れると困るから」と言う理由でサプリに対して悪いウワサやデマを流すのははっきり言って国のお荷物です。害悪です。
恥を知れ。
まとめ
これまでの話をまとめると
- 中に入っている栄養が同じ限りリアルフードもサプリも同じ
- サプリを使用する場合は摂取量に注意
- サプリの単一の栄養素に着目するあまり栄養主義的な考えに陥らないように注意
ということです。
適切に選べばサプリが危険ということはありません。
同時にちゃんとしたサプリを選ぶ目を当サイトや私の発信を通じて養ってほしいと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。