・骨伝導イヤホンと耳栓の組み合わせが最強
・ホワイトノイズやカラーノイズに集中力を上げる効果が
・Forese Notesというアプリもオススメ
・3,000円でできるライフハックなので聴覚過敏で勉強や作業に集中出来ない人は今すぐトライ!
今日はいつもとは趣向を変えてサプリメントではなくガジェットを紹介してみたいと思います。
私は聴覚過敏なところがあって少しでも人の会話が聞こえたり、予期しない雑音があると集中できずに悩んでいました。
聴覚過敏とは…
通常の人が聞いても何とも感じないような比較的低い音量でも、苦痛や不快感、痛みなどを強く感じる症状を指します。
これは病名ではなく、あくまで症状を表す言葉であり、明確な診断基準が定まっているわけではありません。そのため、専門家によってその捉え方が異なる場合もあります。
しかし、骨伝導イヤホンを使って劇的に改善したので紹介します!
Amazonを探してみるといろんなメーカーから発売されていますが、特にどれでも良いと思います。
私は数年前に中華製の3,000円ぐらいのイヤホンを買いました。当時買ったのがKomoiというブランドのもの。
もともとは自転車に乗っている時に耳を塞がずに音楽が聴けたら良いなと思い買ったのですが、耳を塞がない状態で聞くと音量マックスにしても少し聞き取り辛い(音量が小さい)。
そのためShokzという有名なメーカーから発売されている1万円くらいするイヤホンを買い直しました。
確かに音は大きく聞こえるようになりましたが、今から紹介する使い方は特に音量の大きさは関係ないので安いイヤホンでも高いイヤホンでもどれでも良いと思います。
普通にAmazonの安い中華製ので十分です。
聴覚過敏の人でも集中できる骨伝導イヤホンの使い方
聴覚過敏の人でも集中力爆上げみたいな大げさなことを書いていますが、使い方は特に大げさなことはなく骨伝導イヤホンと耳栓を併用するだけです。
骨伝導イヤホンは耳穴を塞がずに使えるというのが最大のメリットです。
逆に言うと骨伝導で音を聞くため耳穴が塞がっていたとしても音が聞こえるという特徴があります。
これを利用して耳栓で不快な音をシャットアウトしつつ、骨伝導イヤホンで音を聴くというわけです。
聞く音は音楽でも何でも良いのですが、集中力を上げたいなら私がおすすめするのはホワイトノイズやカラーノイズを聞く方法です。
どんな音なのかは以下のYouTubeから聞いてもらうのが一番手っ取り早いのですが、一昔前のブラウン管のテレビで電波を受信しないチャンネルに合わせるとザーッといった音やシャリシャリとした音が聞こえましたよね。あんな感じの音です。
ホワイトノイズというのは一番下から一番上の周波数までまんべんなく含んでいる音。
それに対して低め重視とか高め重視とかになるノイズをホワイトに対してカラーノイズと言います。
カラーノイズにもブラウンノイズやパープルノイズなどいろいろな色で表現した音があり、リラックス効果や集中力アップに寄与する音はその中でもピンクノイズとブラウンノイズと言われています。
つまりホワイトノイズ、ピンクノイズ、ブラウンノイズのどれかがおすすめですが、好みは人によって様々ですので聞き比べて自分に合った音を探してみてください。
ちなみに、私はホワイトノイズが一番好みです。
ホワイトノイズ
音のイメージ : テレビの砂嵐やラジオの「ザーッ」という音、雨音や滝の音に近い。
特徴 : 低い周波数から高い周波数まで、すべての周波数帯域の音が均等に含まれています。
集中力への効果 : 周囲の雑音を効果的にマスキングし、集中を途切れさせにくい環境を作ります。学習能力の向上や、ストレス軽減効果も期待されています。特にADHDの方の集中力向上に有効であるという研究もあります。
ピンクノイズ
音のイメージ : 人間の心臓の鼓動音や子守唄、穏やかな雨の音、滝の音など。
特徴 : 低周波数の音が強調され、高周波数の音は弱められています。ホワイトノイズよりも穏やかな印象です。
集中力への効果 : ホワイトノイズと同様にサウンドマスキング効果があり、より自然で落ち着く音として感じられることがあります。睡眠や不安の軽減にも良いとされています。
ブラウンノイズ
音のイメージ : 川のせせらぎ、荒波の音、風の音など。
特徴 : ピンクノイズよりもさらに低周波数が強く、深みのある音がします。
集中力への効果 : 「よく眠れる」「集中力が上がる」といった評判があり、一部で大きな注目を集めています。
ちなみに耳栓ですが私のおすすめはこれです。寝る時もこれを使っています。
耳栓はモルデックス一択!
指先でくるくると丸めて耳に入れるのがポイント。
耳の中でジワーっと広がって密閉します。
寝ている間に外れるという場合は、先端を切って耳から飛び出ないように短くして使うと良いです。
短すぎると外しにくいので要注意!(3/3)https://t.co/I8L6BguDS7 pic.twitter.com/a4bOSNoZSk— サプリ辞典 (@supps_jiten) August 27, 2024
ホワイトノイズやカラーノイズが聞けるイヤホンもある
このようなノイズによって集中力が上がることは最近色々な研究で証明されており、最近のイヤホンではこのようなノイズをアプリ経由で簡単に聞くことができる機能が付いた機種もあります。
私が愛用しているオーディオテクニカのATH-CKS50TW2というイヤホンではホワイトノイズとピンクノイズに加え、このように滝の音や雨の音も聞くことができます。
このような音は始まりと終わりがなく方向性もないですから、短い音をダウンロードしておいて繰り返し再生すれば永遠聞くことができます。
そのためオーディオテクニカのアプリではダウンロードさえしておけば圏外の環境でもこのような音を聞くことができます。前に使っていたJabraのイヤホンでもそうでした。
(ちなみに、jabraのアプリに入っていた雨の音はかなり好みだったのですが、jabraはイヤホン業界から撤退してしまったみたいですね…ノイズキャンセリングも強力で個人的に最強イヤホンだっただけに残念…)
まあ、このような高いイヤホンを使わなくてもYouTubeでいろんな音が転がっていますので好きな音を聞いてみてください。
ほかにおすすめなのはForese Notesというアプリ。
これは山や川の自然の音を録音して流すアプリで鳥のさえずりや川のせせらぎなどがリアルに表現されています。
ライブ音源で実際の今の音を流す機能もあり、自分から数百キロ山奥の音を聞くと不思議な気持ちになります。
聴覚過敏ならノイズキャンセリングが強力なイヤホンに投資する価値は十分にあると思います。
私は最近思い切ってBoseのQuietComfort Ultra Earbudsを買ったのですが、マジで周囲の音がなくなります。デジタル耳栓みたい。
街や駅の雑踏が苦手なので外に出るときは手放せなくなりました。個人的には革命です。
まとめ
今回は骨伝導イヤホンのちょっと変わった使い方を紹介しました。
ぜひ聴覚過敏で勉強や作業に集中できないと思っている方は試していただきたいです!
Amazonで安いイヤホンと耳栓を買えば3,000円もあれば十分お釣りがくると思います!