フェントン反応って何?ビタミンCはビタミンEと一緒に摂るべし!

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このページを読むとわかること

・活性酸素の一種であるスーパーオキサイドはストレスや運動で簡単に発生する

・ビタミンCはスーパーオキサイドを過酸化水素と水に変える

・過酸化水素はヒドロキシラジカルに変わる

・ヒドロキシラジカルが最凶の活性酸素

活性酸素(フリーラジカル)とは

呼吸したり、考え事をしたり、歩いたり、日常生活で常に体内で発生している物質がこの「活性酸素」です。我々の生活からは切っても切れない関係にある事から完全に体内から除外することは難しいですが、これが増えすぎると体内で様々な悪影響があります。

「活性化した酸素」と聞くと一見良さそうに聞こえますが、実際は反応性が強すぎて、細胞膜を構成する脂質やDNAなどを傷つけるのです。これはシミやシワ、老化さらには癌に繋がるとされているため速やかにする必要があります。

この活性酸素を除去する物質を「(活性酸素を)清掃する」という意味の単語「スカベンジ」を用いて「スカベンジャー」と言います。また、「活性酸素に抗う」と言った意味から「抗酸化」と言う単語が使われることも多いです。

代表的なスカベンジャーとしては、ビタミンC,E、フラボノイド、βカロテンなどが知られています。

スーパーオキサイドは最も発生しやすい活性酸素

活性酸素にもその発生の過程から

一重項酸素→スーパーオキサイド→過酸化水素→ヒドロキシルラジカル

の4種類があると言われ、その中でも最も発生しやすい活性酸素がスーパーオキサイドです。

幸い、スーパーオキサイドは最も体内で除去しやすい活性酸素であり、SOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)やビタミンC、ビタミンE、フラボノイドなどで除去できます。

ビタミンCとフェントン反応

スーパーオキサイドのスカベンジャーとしてはSODが最も先頭に立って働きます。SODはスーパーオキサイドを過酸化水素と酸素に変換します。(しかし、過酸化水素も活性酸素の一種であり、過酸化水素に変換しただけでは無毒化が完了してないことに注意してください)

SODと同様にスーパーオキサイドのスカベンジャーとして働くビタミンCもスーパーオキサイドを過酸化水素と酸素に変換します。

つまり、スーパーオキサイドが大量にある状態でビタミンCを摂取してしまうと体内が過酸化水素で溢れてしまうのです。

スーパーオキサイドとビタミンCの関係
スーパーオキサイドとビタミンCの関係

体内に大量に発生した過酸化水素はどうなるかと言うと二価鉄イオンや一価銅イオンによってヒドロキシルラジカルに変化します。この反応をフェントン反応と言います。

さらにこのフェントン反応によって二価鉄イオンは三価鉄イオンに、一価銅イオンは二価銅イオンになりますが、ビタミンCは自身の抗酸化作用によってそれぞれを二価鉄イオン、一価銅イオンに逆戻りさせてしまいます。つまり、ビタミンCのせいで再度フェントン反応が起こる準備が整ってしまうのです。抗酸化物質として有能なビタミンCが最凶の活性酸素(=ヒドロキシルラジカル)を発生させる反応の手助けをするとはなんとも皮肉ですね…

フェントン反応とビタミンCの関係
フェントン反応とビタミンCの関係

さて、このヒドロキシルラジカルによる害を防いでくれるのがビタミンE。つまり、ビタミンCを摂取する際はフェントン反応による弊害を防ぐためにビタミンEとの同時摂取が基本なのです。

しかし、ビタミンEは役割を終えると、効力が弱くなってしまいます。

そこでビタミンEの元気を復活させてくれるのがビタミンC!

このように考えると顔が汚れて力がでなくなったアンパンマン(ビタミンE)と新しい顔を焼いてアンパンマンを復活させるジャムおじさん(ビタミンC)のように見えてくるのは私だけでしょうか?

ビタミンCとビタミンEの関係はアンパンマンとジャムおじさんの関係に似ている

ビタミンEの選び方

ビタミンEに関しては人工のDL型と天然のD型があり、体内で利用できるのはD型のみです。さらに、D型だけでも8種類ものビタミンEの種類があるので予算や目的に合わせて選んでみてください。

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ちなみに、ビタミンCの大量摂取(メガビタミン)を訴え、ノーベル賞を2度も受賞したライナス・ポーリング博士ですが、彼の死因は癌だったと言われています。その原因をスカベンジャーの重要性の提唱と分子栄養学の確立で知られている三石巌氏はフェントン反応であったと推測しています。ビタミンCの大量摂取によってフェントン反応が起こり、体内で大量にヒドロキシルラジカルが発生していたのでしょう。ポーリング博士はビタミンEも摂取していたと言われていますが、粗悪なDL型だったと言われています。

ぜひともビタミンEの摂取は粗悪なDL型ではなくD型をチョイスしたいものです。

参考:

活性酸素(フリーラジカル)|株式会社メグビー

山本義徳業績集6 『ビタミンのすべて』

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